ドジャースの大谷翔平【写真:ロイター】

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オークションに出されていた50号ホームランボール

 米大リーグ史上初めて年間「50本塁打、50盗塁」を記録したドジャース・大谷翔平投手の50号ホームランボールのオークションが22日(日本時間23日)に入札期限を迎え、落札された。金額は340万ドル(約5億1340万円)で、手数料込みで439万2000ドル(約6億6320万円)。史上最高値での決着にネット上の日本人ファンは「金額がえぐい」「大谷選手の人気と実力が改めて証明されましたね!」と衝撃を受けている。

 入札期限は米東部時間22日午後10時(同23日午前11時)だったが、直前に入札があった場合は、30分ずつ延長となっていくシステム。当初の期限直前では230万ドル(約3億4700万円)がつき、この時点ですでにホームランボールとしては史上2位の価格になっていたが、入札が相次いだことで金額が上昇。ついに日を跨ぐ争いとなり、入札合戦はヒートアップしていった。

 結局、米東部時間23日の午前1時過ぎに落札。米オークションサイト「ゴールディン」は自社のXで、マーク・マグワイア(当時カージナルス)が1998年に放った70号ボールの落札価格300万5000ドル(約4億5400万円)を上回る史上最高値を更新したことを発表した。X上の日本人ファンは仰天するばかり。「金額がえぐい」「狂ってる」「ボール拾った人が羨ましい」「大谷さんのもとにはもどらないのかなあ」「ひぇええええええええええええええええ $4392000」といった声が上がっている。

 大谷は今季レギュラーシーズンで54本塁打、59盗塁をマーク。史上6人目の「40-40」どころか、誰も達成者のいなかった「50-50」に到達していた。偉業の瞬間は9月19日(同20日)の敵地マーリンズ戦。49本塁打、51盗塁で迎えた第5打席に自身初の50号を打ち込んだ。この日は初の3打席連続本塁打を含む6打数6安打10打点2盗塁の大暴れだった。

 米メディアによると、50号の記念球をキャッチしたファンはそのまま持ち帰り、米オークションサイト「ゴールディン」へ出品。最初の設定価格は50万ドル(約7225万円)、即決価格450万ドル(約6億5000万円)という凄まじい金額が設定されていた。

(THE ANSWER編集部)