バーミンガム(イングランド3部)に所属するMF岩田智輝が今季公式戦4ゴール目を記録した。

 22日に開催されたEFLリーグ1(イングランド3部)第13節ボルトン戦で先発出場した岩田が、試合開始早々の前半3分に大仕事をやってのける。

 右サイドから送られたクロスは相手選手にクリアされたものの、落下地点に誰よりも早く入り込んだのが岩田。PA外から左足ダイレクトで合わせたボールは勢いよくネットを揺らし、先制点となるゴールを奪った。

 後半41分に追加点を奪取したバーミンガムは2-0の完封勝利。岩田はフル出場を果たし、ベンチスタートとなったFW横山歩夢は後半42分から出場している。

 地元メディアの『Birmingham Mail』は岩田に採点『8.5』をつけ、「岩田はワールドクラスの得点を挙げるのが常になっており、3分のゴールはこれまでで最高のゴールだったかもしれない。キャリア通算12得点の選手がこれほど活躍するとは誰も予想していなかった。岩田はゴールだけでなく、チームをけん引する役割も果たしている」と絶賛。

 また、チームを率いるクリス・デイビス監督も賛辞を惜しまない。

「これほど早く、これほど多くのゴールを決めるとは思わなかったが、彼が決めたゴールは本当にレベルが高い。いろいろな角度やポジションからゴールを決めている。今日のゴールは飛んできたボールを左足でコントロールした、並外れたゴールだった」

「それだけではないよ。彼は他の選手にも多くのものを与えてくれる。謙虚でチームのために一生懸命働き、全力で臨んでいる。我々にとって重要な存在なんだ」