爆笑問題・太田光、亡くなったピーコさんは「残酷なほど優しい」

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お笑いコンビ・爆笑問題の太田光(59歳)が、10月22日に放送されたラジオ番組「爆笑問題カーボーイ」(TBSラジオ)に出演。亡くなったファッション評論家でタレントのピーコさんについて、「優しさ、という意味では、あれほどの優しい人たちはいない」と偲んだ。

爆笑問題・太田光が寂しいニュースが飛び込んできたと切り出し、ピーコさんの体調が思わしくないことや近況について、ミッツ・マングローブから聞いていたと話す。太田はピーコさんとは「爆笑おすピー問題!」という番組で、双子であるおすぎさんと共演していたり、「笑っていいとも!」でも同じ曜日に出演していたと振り返り、「優しさ、という意味では、あれほどの優しい人たちはいないでしょ、ちょっと」と話す。

田中裕二も「ほかに思いつかない。もう、親かと」と同意すると、太田は「親というか人間として。親だってあんなに優しくしてもらったことないです、僕は。それ言っちゃうと親に失礼だけど、やっぱ親はあんな風に優しくはしてくれないじゃないですか。(親の優しさは)別の優しさだと思うけど。残酷なほど優しいんですよ、ピーコさんってね」と話し、「なぜ残酷なほど優しいって俺は感じるかって言うと、今、よく言う“利他”っていう、利他的、利己的の逆。自分を殺して他人のためにってよく言うけど、本当、ピーコさん見てると…っていうか、おすぎさんもそうだけど。一方的に愛するっていうこと。人を。見返りを求めず。それがもう、本当に徹底的な人」とコメント。

太田は「自分が報われないとわかった上で、その人に尽くすっていうのを、若い頃から散々、うんざりするほど経験してきたからこその優しさなんじゃないかな」と語った。