取材に対応するドジャースのジャック・フラハティ(写真はスクリーンショット)

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フラハティは前回19日に3回8失点、ポストシーズンは1勝2敗&防御率7.04

 ドジャースのジャック・フラハティ投手が、25日(同26日)に本拠地で行われるヤンキースとのワールドシリーズ(7回戦制)第1戦で先発投手を務めることが決まった。「最初に登板するようだね。楽しくエキサイティングな試合になるだろう。楽しみにしているよ。(ワールドシリーズより)大きい舞台はないし、私たち全員がいたいところだ」と心待ちにした。

 2017年にカージナルスでデビュー。通算159試合登板して55勝を挙げているが、メジャー8年間でヤンキース戦で登板したのは1試合のみ。カージナルス時代の2023年7月1日(同2日)に6回4安打無失点でシーズン5勝目を挙げている。

「ニューヨークには行ったけど、私は彼らとは対戦していない。素晴らしいチームだ。現時点で2チームしか生き残っていないからね。最高の中に最高の選手がいる。本当にいいチームなんだ。インクレディブルなマッチアップになるだろうね」。メジャーの第一線で長く投げているが、ジャッジらと対戦経験が少ないのは強みか。

 29歳のフラハティは前回18日(同19日)のメッツとのリーグ優勝決定シリーズ第5戦では3回8安打8失点の大乱調。試合後、ロバーツ監督が体調不良だったことを明らかにしたが、休養十分で大役を務める。本拠地に近いカリフォルニア州バーバンク出身で、ドジャースファンとして育った右腕は、「シリーズの流れを作りたい。激しい戦いになるだろうけど、全てを出し尽くしたい」と意気込みを語った。(小谷真弥 / Masaya Kotani)