ラッコのメイ(右)とキラ(鳥羽水族館提供)

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 三重県鳥羽市は、鳥羽水族館の人気者・ラッコのメイとキラを水槽前で貸し切り見学できる「ラッコのメイキラひとり占めプラン」をふるさと納税の返礼品に加えた。

 寄付額は10万円。ふるさと納税の仲介サイト「ふるさとチョイス」で22日から受け付けを始めた。

 開館前の鳥羽水族館に入館し、午前8時から9時半まで、ラッコ水槽前で貸し切り見学ができる。見学後は、館内のレストラン「花さんご」で、宿直の飼育員と同じ朝食メニューが味わえる。

 実施日は12月1日から来年2月9日までの日曜(来年1月12日は除く)で、1日1組(定員2人)限定。同一グループに限り、2口(20万円)の寄付をすれば4人まで申し込むことができる(要相談)。

 今年、市制施行70年を迎えた鳥羽市と、来年に開館70年となる鳥羽水族館が協力して企画した。ふるさと納税限定プランで、一般販売はしていない。

 中村欣一郎市長は「メイとキラは鳥羽水族館きっての人気者なので、寄付者と市、水族館の『三方よし』の面白い企画だと思う。多くの申し込みを期待している」と話している。問い合わせは市観光協会(0599・25・3019)。