ヤクルトを退団した福川将和コーチ

写真拡大

 オリックスが今季限りでヤクルトを退団した福川将和打撃コーチ(47)を招へいすることが22日、分かった。本人の申し出によって楽天を退団した川島慶三1軍打撃コーチ(41)や、今季までDeNAで2軍打撃コーチを務めた嶋村一輝氏(43)とともに入閣。主に若手育成を託す予定だ。

 2001年のドラフト5巡目で捕手としてヤクルトに入団した福川コーチは、12年を最後に現役引退し、ブルペン捕手や打撃投手を経て2軍バッテリーコーチなどを歴任。選手に寄り添う指導に加え、コミュニケーション能力の高さにも定評があった。今季5位に沈んだチームは岸田護新監督(43)が就任。新任スタッフを加え、体制を整えていくことになる。