全日本吹奏楽連盟は21日、宇都宮市で20日に開かれた全日本吹奏楽コンクール(全日本吹奏楽連盟と朝日新聞社主催)の高校部門で審査結果に誤りがあったと発表した。

 前半の部に出場した精華女子(福岡)と、後半の部の東海大札幌は当日の表彰式ではいずれも銀賞と発表されたが、金賞に訂正された。

 連盟によると、今年度から新しい審査方法に変更されたが、成績を集計する際に使う計算式が誤っていたという。高校の部のほかの団体や、19日に開かれた中学生の部に出場した団体の成績には誤りはなかった。

 連盟の石津谷治法理事長は「当該学校の関係者の皆様ならびに多くの皆様にご迷惑をおかけいたしましたことを深くお詫(わ)び申し上げます」とのコメントをホームページに掲載した。