スポニチ

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 侍ジャパンの一員として11月の「プレミア12」に出場する中日・高橋宏が、ナゴヤ球場でブルペン投球を敢行した。大会公式球を使って、今オフ最多の116球。151キロを計測するなど、順調な仕上がりを示した。

 「いい感じできています。変化球の状態もかなり良かった。カーブはいい感じですね」

 今オフは公私に親交の深いドジャース・山本由伸から助言を受けた“由伸カーブ”の完全習得を目指す右腕。球威抜群の直球とスプリットのコンビネーションが武器だが、「目線を外す球は絶対に必要なので」と言葉に力を込めた。国際舞台の強打者を相手に“試し斬り”し、来季のさらなる飛躍につなげる構え。「由伸さんのように、決め球にもカウント球にもなるカーブを投げられたら」と意気込んだ。