東京消防庁

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 19日午前7時30分頃、大田区の首都高速湾岸線西行きの多摩川トンネル内で、トラックが渋滞で停車中の軽乗用車に追突し、計7台が絡む玉突き事故が起きた。

 東京消防庁によると、10〜50歳代の男女計13人が負傷。このうち、軽乗用車に乗っていた世田谷区のベトナム国籍の会社員男性(27)が心肺停止の状態で病院に搬送されたが、その後、死亡が確認された。

 警視庁高速隊は、トラックを運転していた男性(31)を自動車運転死傷行為処罰法違反(過失運転致傷)容疑で現行犯逮捕。運転手も左手の小指を骨折するけがを負っており、治療のため釈放された。調べに「速度メーターに気を取られていた。ブレーキを踏んだが間に合わなかった」と話していた。高速隊が詳しい状況を調べている。