大濠公園で「置き引き」逮捕 被害相次ぐ

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福岡市の大濠公園の駐輪場でリュックサックを置き引きしたとして、男が現行犯逮捕されました。大濠公園では9月以降、置き引きや車上荒らしが相次いでいて、警察がパトロールを強化していました。

■山本竜誠 記者
「現場となったのは大濠公園東側にある、こちらの駐輪場です。男は自転車と一緒に置いてあったリュックサックを持ち去ったということです。」

窃盗の疑いで現行犯逮捕されたのは、すべて自称で、福岡市の会社員、佐藤雄星容疑者(35)です。

警察によりますと、佐藤容疑者は17日午後10時前、福岡市中央区の大濠公園の駐輪場で、自転車のそばにあったリュックサックを置き引きした疑いです。

警察の調べに対し「軽はずみな行動で持ち去りました」と話し、容疑を認めています。

リュックサックの中には、現金15円とモバイルバッテリーが入っていて、所有者の大学生の女性は当時、公園内をウオーキング中でした。

大濠公園では利用者の荷物を狙った置き引きや車上荒らしが相次いでいて、パトロールしていた私服警察官が発見し、その場で逮捕しました。

■公園の利用者
「(荷物を)自転車に置いている人が結構いる。夜は走っている人しかいないので、誰も見ていない状態。無防備になる。」

警察は9月以降、6件の被害を把握していて、関連も含め捜査を進める方針です。