紀州のドン・ファンの家政婦「被告から『死んだら遺産を貰えるのか』と初対面で尋ねられた」 供述調書には「金目当てだと思った」とも

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 「紀州のドン・ファン」殺害事件の裁判で、家政婦の供述調書が明らかになりました。

 須藤早貴被告(28)は6年前、夫で「紀州のドン・ファン」と呼ばれた資産家の野崎幸助さん(当時77)に何らかの方法で覚醒剤を摂取させ殺害した罪に問われていますが、無罪を主張しています。

 10月8日の裁判で、野崎さんの自宅で家政婦として働いていた女性の供述調書が読み上げられ、「須藤被告から『(野崎さんが)死んだら遺産をもらえるのか』と初対面で尋ねられた。被告は毎月100万円をもらっていて、金目当てだと思った」と明かされました。

 また「須藤被告は野崎さんに関心がなかった」とも記されていて、不満を抱いた野崎さんが離婚届を突きつけ、怒鳴ることもあったということです。