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 YouTubeチャンネル「令和の虎」の緊急ライブ配信が「これからの令和の虎について」と題して8日に行われ、2代目主宰に林尚弘氏(39)が就任することが発表された。

 林氏は武田塾の創設者で、令和の虎に出演していた。

 「令和の虎」主宰者で司会を担当していた実業家の岩井良明(いわい・よしあき)さんが9月15日、65歳で死去。8月1日に自身のXで肺がんを公表し、9月22日には都内での生前葬を予定していた。

 動画配信が始まると、ズッキーこと鈴木康一氏が司会で登場。「1トップ体制でやってきた“令和の虎”をどうやって運営していくか」「我々も岩井氏が亡くなったあと、運営としてどうしていくのか、非常に悩んでいた。主宰という存在は、看板として必要だなと思ってまして」と切り出した。そして、林氏を映し出し、「結論から申しますと、2代目の令和の虎の主宰を務めていただくことが決まりました」と林氏が2代目主宰に就任したことを発表した。

 岩井氏の療養中に林氏に対して「不在時に2代目主宰を任せる」と主宰の打診があったことが明かされ、就任の経緯が説明された。林氏は「いろんな凄い虎の方がいる中で、自分なんかでいいのかと思ったり」と本音を吐露しつつ、「今回、2代目主宰を引き受けさせていただくことになりました」と報告した。

 「岩井さんの代わりは本当にできない」としつつ、「僕なりの“令和の虎”を作っていきたい。コメント欄が荒れたり、やっぱり岩井が良かったとか、いろいろ言われると思うんですけど、僕なりの林カラーの“令和の虎”、岩井さんの思いを引き継いで頑張っていきたい」と意気込みを語った。

 また、“2代目・林主宰”一発目の企画として、配信の中で林氏が志願者となり、5人の虎(投資家)に対してプレゼン。岩井さんの思いをつなぐ、「令和の虎経営塾」を作りたいと訴えた。