相次ぐ“闇バイト”強盗 「一丸となって捜査」1都3県の刑事幹部ら緊急会議

写真拡大

 関東で相次ぐ「闇バイト」が疑われる強盗・窃盗事件を受け、警察庁が捜査を行う1都3県の刑事幹部らを集めて緊急の合同会議を開きました。

警察庁 谷滋行刑事局長

「一連の事件により国民の不安が高まっているなか、警察の真価が問われております。関係警察が一丸となって強力な捜査を推進していただくようにお願いします」

 東京、千葉、埼玉、神奈川の1都3県では8月以降、住宅や店舗を狙った強盗・窃盗事件が少なくとも7件確認されています。

 実行役の男らのスマートフォンの解析や逮捕後の供述から、いずれの犯行もSNSで指示を受けた闇バイトとみられ、警察庁は8日、事件に関係する1都3県の刑事幹部のほか、普段、「匿名・流動型犯罪グループ」、通称「トクリュウ」の取り締まりを行う組織犯罪対策部の幹部などを集め、緊急の捜査会議を開きました。

 警察庁は一連の事件の指示役の特定と実態解明を警察一丸で進める方針です。