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 お笑いトリオ「ジャングルポケット」の斉藤慎二が不同意性交などの疑いで書類送検され、芸能界に衝撃が走っている。人柄の良さで知られる一方で、浮かび上がるのは女癖の悪さ。その素顔と、トリオの人気者を失う「ジャンポケ」の今後に迫った。

 優しい人柄で芸人仲間やスタッフから慕われる斉藤だが、女癖の悪い裏の顔も有名だった。仲間思いで、同期のお笑いコンビ「見取り図」が「M―1グランプリ」で2018年に初めて決勝進出が決まった際は、お守りを渡すために劇場の楽屋を訪れたという逸話も。自分の出番はなかったというから驚きだ。競馬番組では競馬への深い愛や盛り上げる姿がファンや競馬関係者から愛された。21年にはトリオ名と同じ「ジャングルポケット」産駒を購入し、後に「オマタセシマシタ」と命名し馬主となっている。

 テレビ関係者は「スタッフにも腰を低くして接してくれていました」と明かし「優しさの裏には過去のいじめられた体験があると思います」と語る。小中学生時代には同級生から彫刻刀で背中を刺されるなどのいじめを受けていたことを公にしている斉藤。いじめられた過去を笑いに変えるのではなく講演などで実体験として述べ人を思いやる気持ちを伝えていた。

 ただ、売れっ子となり活躍する中で、女性関係を心配されることも増えていった。テレビ局関係者によると「都内の繁華街にあるお店で女性を口説く姿がよく見られた。何度も報道される脇の甘さもあり、周囲は心配していた」という。17年に結婚し、19年には第1子男児が誕生。昨年8月と9月に立て続けで不倫疑惑を報じられた。斉藤は出演番組で「世間を騒がす問題を起こし、皆さまに不快な思いを与えてしまい本当に申し訳ございません」と頭を下げた。

 結婚前にはファンと付き合ったり、3人同時に浮気していたという話も明かしていたが、結婚後も女性へのアプローチは積極的だったようだ。トリオを組む太田博久をはじめ、芸人仲間から再三注意を受けていたという。お笑い関係者は「嫌がる相手に無理やり手を出すタイプではないですが、遊び癖は直らないままだった」と語った。

《シソンヌ長谷川 「バカだなあ」涙でコメント》 お笑いコンビ「シソンヌ」の長谷川忍(46)は日本テレビ「DayDay.」で、斉藤についてむせび泣きながらコメントした。「バカだなあと思って…売れない時期もずっと一緒にやっていて」とおえつを漏らし「お相手の方にも、家族や(ジャングルポケットの)2人のためにも誠意を見せてほしいですね」と求めた。同番組でMCを務める「南海キャンディーズ」の山里亮太(47)も事件に触れ「体調不良で入院していたとは聞いていた。何やってんだよ、斉藤。本当に残念です」と非難した。