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能登半島を襲った豪雨から24日で3日となり、新たに1人が救出されましたが、死亡が確認されました。一方、被災地では今も断水などの影響が続いていて、復旧が難航しています。被災地では、さらにある課題も生じてきているということです。

輪島市から中継です。

市内の飲食店の前でお店に許可をいただいた上で中継をしています。いま課題となっているのが、いわゆる“災害ごみ”です。

畳や、奥には冷蔵庫など水や泥につかって使えなくなってしまったものが、たくさん置かれています。

この場所は、23日も取材で訪れたんですが、24日は倍近くにも増えている印象です。

こちらの飲食店では、1階部分が浸水してしまい、店の物が、ほとんどダメになったそうですが、店員の方が今夜も外に運び出していく様子がみられました。

これらは一時的に店の駐車場に置いているということですが、市内の至る所でも同じような状況がみられました。

──災害ごみは今後どうするのか、自治体などの方針は決まっているんでしょうか

輪島市によりますと、25日の朝から市の施設の駐車場など、あわせて3か所で災害ごみの仮置き場を設置して、受け入れを始めるということです。

ただ、その仮置き場までは被災者の方々が自ら持って行かなければならないので、町の人からは、「大量のゴミがあるので車で何往復もしなければならない」といった声や、車を持っていない方からは「畳など水を吸って重くなったものをどうやって運び出せばいいんだろう」という声も聞かれました。