【漫画】本編を読む

コロナ禍を経てペットの需要が高まっている昨今。特に小鳥は見た目のかわいさと、「散歩をしなくていい」「犬や猫と違って躾がいらない」など手軽に飼えそうなイメージもあって、人気を博している。しかし、「鳴き声が大きい」「問題行動を起こすためトレーニングが必要」といったケースもあり、「思っていたのとは違う」との理由から、手放してしまう人もいるのだとか。

ウォーカープラスでは、小鳥を飼いたい人や飼い始めたばかりの人に知ってほしい知識や注意点を伝える「トリ扱い説明書」をスタート。3羽の小鳥と暮らす鳥野ニーナさん(@sinamomomomo)の漫画と、「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生の監修&エッセイで、わかりやすくお届けする。

今回は、小鳥をお迎えする前に調べておきたいことについて。小鳥を診察できる病院を探しておく重要性や、性質・特徴の把握について描かれている。

■小鳥のためのかかりつけ動物病院の見つけ方

「小鳥をお迎えする前に知っておきたいこと」1/18


「小鳥をお迎えする前に知っておきたいこと」2/18


「小鳥をお迎えする前に知っておきたいこと」3/18


「森下小鳥病院」の院長・寄崎まりを先生は、動物病院は具合が悪くなったときにだけ行くのではなく、日頃から健康診断や飼育についての相談で利用することをおすすめしている。

はじめて病院に行く際、鳥は多くの種類がいて、動物病院によって診察している鳥種が異なるため、あらかじめ問い合わせて確認した方がよいとのこと。

また、「よい動物病院」の見つけ方について、人それぞれ重要だと思う事柄が違い、獣医師との相性もあるため「鳥が元気なうちに、動物病院で健康診断を受けてみる」ことが大事だという。獣医師の人柄や説明の仕方、検査項目の確認、病院全体の雰囲気をみて、自身と鳥にとって「よい病院」を判断できるはずだと教えてくれた。

最後に寄崎まりを先生は「鳥の具合が悪くなってからでは、冷静な判断が難しくなるため、鳥を飼い始めたタイミングで、ぜひ動物病院に行ってみてほしい」とメッセージを寄せてくれた。

鳥は体が小さくあまり体力がないので、具合が悪くなると病気が一気に進行してしまうケースも。あらかじめ信頼できるかかりつけの動物病院を見つけておくと安心である。

取材協力:「森下小鳥病院」院長・寄崎まりを先生