ロブ・ハルフォード「カミングアウトするのは、今の時代でも簡単なことではない」
André Banyai, CC BY 2.0 , ウィキメディア・コモンズ経由で
ジューダス・プリーストのフロントマン、ロブ・ハルフォードは、カミングアウトしたことで自分の人生は救われたと考えているが、現在においても、カミングアウトするのは昔と変わらず簡単なことではないと承知しているそうだ。
カナダの『fugues』誌のインタビューで、「1998年にMTVでカミングアウトして以降、他のゲイのミュージシャンたちから助言を求められたことはあるか?」と問われたハルフォードはこう語った。
「この前、90代の男性が死ぬ間際にカミングアウトしたって記事を読んだ。グローリー・ハレルヤだ! 自分を解放するのに遅すぎることなんてない。カミングアウトした途端、力が湧いてくる。俺はここに存在する、俺はクィアだ、慣れろって!」
ハルフォードにとって、カミングアウトしたこととアルコールを絶ったことが、「人生における重要な変化」だったという。
ジューダス・プリーストは9月13日から北米ツアーをスタートし、その後、12月に日本ツアーを開催。愛知(12月5日)、兵庫(6日)、岡山(9日)、神奈川(12日)でプレイする。
Ako Suzuki