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A24製作、米Peacockで企画中の『13日の金曜日』シリーズ前日譚ドラマ「クリスタル・レイク(原題:Crystal Lake)」の新ショーランナーが決定した。米が報じている。

このたびショーランナーに就任したのは、「TOKYO VICE」(2022‐2024)やマーシャルアーツドラマ「ウォリアー」(2019‐2023)などで製作総指揮を務めたブラッド・ケイレブ・ケイン。ケインは、2024年5月に創造上の相違を理由にショーランナーをしたブライアン・フラー(「ハンニバル」)の後任となり、クリエイターおよび脚本・製作総指揮も担う予定。ケインのほか、映画版第1作で脚本を担当したヴィクター・ミラーと彼の弁護士マーク・トベロフ、ロバート・バーサミアンも製作総指揮に名を連ねる。

1980年公開の『13日の金曜日』で始まった本シリーズは、殺人鬼ジェイソン・ボーヒーズがクリスタル・レイクにて巻き起こす殺人事件を描いた戦慄の物語。前日譚ドラマシリーズへの参加についてケインは、声明で「8歳の時にジェイソン・ボーヒーズが男の眼球を眼窩からえぐり出すのを見た瞬間から(見事な3Dで!)、いつか自分のクリエイティブな道が、“マスクの裏にいる男”と交わる運命にあると分かっていました」とコメントしている。

幼少時代から熱烈なホラーファンだったというケインは、人気ホラー映画『IT/イット』シリーズの前日譚ドラマ「ウェルカム・トゥ・デリー(原題:Welcome to Derry)」でもショーランナー・プロデューサーを務めており、ホラー作品のドラマ化とは縁がある。

さらにケインは、「スラッシャー映画の黄金時代に育った自分にとって、『13 日の金曜日』ほど、このジャンルを決定づけた作品はありません。特にPeacockやA24といった恐れを知らぬパートナーとともに、このアイコニックなシリーズの1章で貢献できる機会を得て、これ以上ないほど興奮しています」と述べ、並々ならぬ意気込みを見せている。

ホラー映画に精通していることをアピールしたケインならば、25年近く続くシリーズのノスタルジックなトーンを残しつつ、新たな切り口で『13日の金曜日』シリーズのファンを恐怖に突き落としてくれそうだ。初めてIP(知的財産)モノを手がけるA24の新たな動きとしても注目したい。

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