なでしこジャパン対ブラジル女子代表が行なわれる会場パルク・デ・プランス。写真:金子拓弥 (サッカーダイジェスト写真部/JMPA代表撮影)

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 日本女子代表は現地7月28日、パリ五輪グループステージ第2戦でブラジル女子代表と対戦する。

 会場はパルク・デ・プランス(パリ)で、パリ・サンジェルマンのホームスタジアム。初戦のスペイン戦に敗れている日本にとって、決勝トーナメント進出に向けて絶対に負けられない一戦となる。

 試合前、スタンドの記者席にいたブラジルメディア『Radio Transamerica』の記者に対戦するなでしこジャパンの印象を訊いてみた。

 同記者は「とても良いチームだと思う。組織的なチームで、ブラジルにとっては非常に強敵だ。難しい試合になるとはず」と警戒。続けて、ブラジルの現状についても語った。
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「ブラジルはナイジェリアと対戦して、良い結果を出せたが、良いプレーはできなかった。ナイジェリア戦の後の2日間でさらにコンディションを上げられていれば、ブラジルは非常に強いと思うよ」

 また日本女子代表で知っている選手はいるか尋ねると、「正直、私は日本の試合をあまり見れていないんだ」としつつも、「でもほかの大会で見たが、グループとして素晴らしいチーム。ひとりの選手を挙げるのは難しいけど、日本人のプレーの質は良い。そして非常に知的だね」と答えてくれた。

 今年4月に行なわれた『SheBelieves Cup』の3位決定戦では、1−1のタイスコアで突入したPK戦の末に敗れた相手。この大舞台でリベンジを果たせるか。

取材・文●手塚集斗(サッカーダイジェストWeb編集部)