仮設住宅の生活環境をより良くするため、北陸三県の大学や高専の学生たちが連携し、支援プロジェクトを立ち上げました。「GAPPA(ガッパ)noto(のと)」と名付けられたこのプロジェクトは、北陸三県の建築系学科の大学や高専の研究室が連携し、学生主導で仮設住宅の生活環境を改善しようという取り組みです。

29日、金沢市内で結成の記者会見が開かれました。

プロジェクトには金沢工業大学や富山大学など、8つ大学から20の研究室が参加し、グリーンカーテンなどを作ったり地域のまつりを手伝ったりしながら、入居者のニーズに沿ったサポートをしていきます。

プロジェクトに参加する金沢大学の寺嶋涼菜さんは「コミュニケーションを取ることはすごく大切だと思っていて、一つの空間にいろいろな方がいてお話できる空間づくりをしたいと考えている」と意気込みを述べました。

活動期間は2年間を想定していて、学生たちは自治体などからの協力も得ながら、被災地を支援していきます。