菊池雄星、5回まで1安打1失点の好投も…6回に逆転3ラン浴び8敗目&3連敗
![ヤンキース戦に先発登板したブルージェイズの菊池雄星](https://image.news.livedoor.com/newsimage/stf/9/3/93c06_1424_6a5410ed_05ae460e-m.jpg)
<現地時間6月28日 ロジャース・センター>
ブルージェイズの菊池雄星投手(33)が28日(日本時間29日)、本拠地でのヤンキース戦に先発登板。5回まで好投するも2点リードの6回に痛恨の逆転3ランを浴び、自身3連敗となる今季8敗目(4勝)を喫した。
ヤンキース戦は過去14試合に登板し、5勝3敗、防御率3.05と得意にしている左腕。この日も初回は3番・ジャッジを最後は96.9マイル(約156キロ)の内角直球で空振り三振に仕留めるなど3者凡退の好スタートを切った。
3回までパーフェクト投球を披露していたものの、1点リードで迎えた4回は一死から2番・ソトに四球を許し、続くジャッジは初被安打となる右前打を許した。続くデービスは二ゴロに仕留めたものの、一塁封殺後、内野陣が一・二塁間でジャッジを挟殺しようとしている間に、二走・ソトの本塁生還を許し1−1の同点に追いつかれた。
5回裏に味方打線が2点を勝ち越し、勝利投手の権利を得て6回表のマウンドに上がったが、先頭の9番・ジョーンズに右前打、1番・ボルペには一塁前へバント安打を許し無死一、二塁のピンチ。続くソトには3ボール後の甘く入った95.4マイル(約154キロ)の直球を右翼席上段に叩き込まれ、逆転3ランを浴びたところで降板となった。
今季17戦目は5回0/3で84球を投じ、4安打4失点、7奪三振1四球の内容。5回までは1安打投球と素晴らしい内容だったが、6回に集中打を許し防御率は4.18に悪化した。
ブルージェイズは菊池をリリーフした2番手・ピアソンも3ランを浴び6回だけで一挙6失点。救援陣は9回にも一挙7点を失い、終わって見れば今季ワーストを更新する16失点の大敗で連勝は「2」で止まった。