高さ1.7mの脚立から転落…祭りで使用の「茅の輪」の下敷きになり意識不明の重体 兵庫・姫路市

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 28日、兵庫県姫路市の神社で祭に使う「茅の輪」を運び出す作業中、70代の男性が脚立から落ちて茅の輪の下敷きになり意識不明の重体です。

 警察によりますと、28日午後1時半過ぎ、姫路市の射楯兵主神社で神社の社務員の70代の男性が同僚の男性と2人で直径約2.6mの「茅の輪」をお堂の中から動かそうとしていたところ、「茅の輪」が男性の方向に倒れてきたということです。

 男性は1m70cmの脚立から転落し、縁石に頭を打ち「茅の輪」の下敷きになったということです。

 男性は病院に搬送されましたが意識不明の重体です。

 「茅の輪」は6月30日に、無病息災を願って輪の中をくぐる祭で使用される予定で、普段は大人10人ほどで動かすということです。警察が当時の状況を調べています。