オールスター中間発表2回目も大谷翔平が1位をキープ!現地は早くも“当確”と予想「これは驚くことではない」

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今季2度目、自身9度目の週間MVP受賞した大谷。この勢いはどこまで続くか(C)Getty Images

 メジャーリーグ機構(MLB)は現地時間6月24日(日本時間25日)、今シーズンのオールスターゲームの先発出場野手を対象にしたファン投票第2回中間結果を発表した。ナ・リーグ指名打者部門では大谷翔平(ドジャース)が177万3404票で1位をキープ。同部門ではマルセル・オズナ(ブレーブス)が94万851票で2位につけており、前回に続き大谷が大きくリードを広げる結果となった。

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 6月に入り好調の波に乗ったバッティング同様、人気面でも大谷はやはり突き抜けた存在だ。指名打者部門2位との差をみても、エンゼルス時代から数え4年連続となる球宴選出へ順調に向かっていることは明らかだ。そして米メディア『SBNATION』でも中間発表の内容とともに、大谷の球宴出場への見込みを伝えている。

 MLBの発表を受け同メディアでは、「ドジャースの数選手が真夏のクラシックに進出する道筋がより明確になった」と報じており、その中で大谷については「ナショナルリーグの指名打者として先発する可能性が非常に高い」と強調している。

 また、「第2ラウンドの投票はまだ残っているが、オオタニは世界的なスーパースターなので、これは驚くことではないだろう。彼は177万3404票でナショナルリーグの指名打者の中でトップであり、アトランタのマーセル・オズナは94万851票と大きく差をつけているため、投票用紙にこの2人だけが残った場合、第2ラウンドの投票がどうなるかは明らかだ」と指摘。部門上位2人が進み“決選投票”が行われる2次投票での圧勝を予想している。

 さらに他部門の中間結果にも言及。「ショートではムーキー・ベッツが依然としてリードしている」と綴っており、左手骨折によりオールスターゲーム当日の出場はないものと見通しながら、「それでも先発(部門1位)に選ばれれば名誉なことだ」と説いており、他にもフレディ・フリーマンが1塁手部門で2位につけており、ウィル・スミスが捕手部門で、テオスカー・ヘルナンデスが外野手部門でそれぞれ3位に入っていることなども紹介している。

 大谷は2次投票の結果で決まる部門トップはもちろん、1次でのリーグ最多得票による選出の可能性も残されている。いずれにせよ。すでに数えきれないほどのファンが、来月16日、テキサス・アーリントンの舞台に立つ「日本人スター」の姿をイメージしているはずだ。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]