チームに勝利を呼ぶ男の“神話”はどこまで続くか? ロハスが安打を打てば勝てる! 「23」試合で1900年以降の記録を更新中

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ロハスが安打を放てばドジャースは勝てる。これで23試合継続だ(C)Getty Images

 ドジャースが現地時間6月24日(日本時間25日)、敵地でのホワイトソックス戦で3-0と完封勝ち収めた。大谷翔平は「1番・DH」で先発出場し、3打数無安打1打点1四球という結果だった。

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 0-0の両チーム無得点のまま迎えた7回、ミゲル・ロハスが左翼への二塁打で出塁すると、続くギャビン・ラックスの一ゴロに間に三塁へ進むと、一死三塁でキケ・ヘルナンデスが左翼への適時二塁打で1点を先制した。さらに一死二塁で、続くクリス・テーラーは遊ゴロだったが、遊撃手の悪送球で2点目が入った。

 ロハスは4回にも中前打を放っており、安打を打った23試合でチームはすべて勝利している。『MLB.com』のサラ・ラングス記者も自身のXで「ミゲル・ロハスが少なくとも1安打を放った場合、ドジャースは今季23勝0敗」だと伝えた。

 さらに同記者は「1900年以降、特定の選手がシーズン開始時に安打を打った場合のチームの連勝記録を最も長く伸ばした」と、これまで「20」で最長だった2010年のカルロス・ペーニャの記録を更新していると紹介しており、この記録がどこまで伸びていくのかも注目だ。

 また、日本選手初の4戦連発に期待がかかった大谷はこの日も「1番」に座り、初回の第1打席は、メジャー4年目25歳の左腕・ギャレット・クロシェの前に空振り三振、3回の第2打席は遊ゴロ、5回の第3打席は見逃し三振、7回の第4打席は四球を選んだ。

 9回一死三塁の第5打席では中堅へ犠飛を放ち、1打点を挙げると、これが日本選手最長で自身の記録を更新する8試合連続打点となった。

 この日、24号アーチが飛び出せば日本選手初の4戦連発となっていた大谷だったが、小休止。メジャー通算200本塁打にはあと6本で、メジャー通算500打点にもあと5打点と迫っており、今後の記録更新からも目が離せない。

[文/構成:ココカラネクスト編集部]