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アメリカ政府の機密文書を暴露した罪で起訴されている内部告発サイト「ウィキリークス」創設者のジュリアン・アサンジ被告が罪を認め、アメリカ司法省との司法取引に合意したことがわかりました。収監先のイギリスから出国したとみられます。

ジュリアン・アサンジ被告(52)はアメリカ政府の機密文書を暴露した罪で起訴され、イギリスで収監されていました。

AP通信などによりますと、アサンジ被告はアメリカ司法省との司法取引に合意し、罪を認める代わりに、アメリカでの収監は免れる見通しだということです。

「ウィキリークス」はSNS上で、アサンジ被告がロンドンの高等法院によって保釈が認められ、イギリスを出国したと説明し、動画を投稿しました。

アサンジ被告はアメリカ領の北マリアナ諸島の裁判所に26日に出廷する予定で、判決が言い渡されたのち、母国のオーストラリアに帰国するとみられています。

アメリカ政府は2019年にアサンジ被告を起訴したと発表。イギリス側に身柄の引き渡しを求めてきました。