IWGPジュニアタッグ王座を防衛したクラーク・コナーズ(右)とドリラ・モロニー

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 新日本プロレス16日の北海道・北海きたえーる大会で、IWGPジュニアタッグ王者のクラーク・コナーズ(30)、ドリラ・モロニー(27)組がロビー・イーグルス(34)、藤田晃生(21)組の挑戦を退け3度目の防衛に成功した。

 コナーズが藤田の「ネ申スペシャル」、モロニーがイーグルスのロン・ミラースぺシャルに捕獲されて窮地に陥った王者組だったが、何とかこれを切り抜けると反撃に転じた。イーグルスのトぺ・コンヒーロをキャッチしたモロニーが、そのまま場外でドリラ・キラーを発射。イーグルスを戦闘不能に追い込んだ。

 粘る藤田はAbandon Hopeをコナーズに狙うが、ここはモロニーが冷静にトラースキックで阻止。ドリラ・キラーでマットに突き刺すと、最後は合体技Full Clipで振り切った。

 ジュニアタッグ戦線で無類の強さを誇る王者組は、口も滑らかだ。コナーズは「俺たちは新日本の選手リストをすべてチェックした。全部だぜ。次は誰だ? 誰なんだ?」と勝ち誇った。さらにモロニーも「誰かを掘り起こすか、未来から連れて来ないといけないな。なぜなら俺たちは、この階級の壁なんだからな」とニヤリ。この言葉に呼応したコナーズは「このベルトはどこにも行かないからな」と長期政権に自信をのぞかせていた。