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前回からの続き。息子のハルトが、クラスで仲良くなったカイ君にバスケットクラブに誘われ入団を決意。ママ友がいなかった私ユズは、友だちをつくるチャンスかも……と感じます。思惑通り、クラブで私と「カイ君ママのミツキさん」はすぐに意気投合。そして今日は、念願のママ友と一緒にご飯ができました! 世間話を楽しみ、美味しいお寿司を食べ、私もハルトも大満足! だったのですが……私は思わぬところでモヤモヤすることになったのです。



私は衝撃を受けました。

だって、いつも子どもと回転寿司にきたら、お会計は3500円〜4000円くらいだった気が……? 今日は高いだけ?

笑顔でミツキさんは去っていきました。モヤモヤした私たち親子を残して……。



マキは別の学区に住む私の友だちです。子どもはもう大きく、一番上の子は小学6年生。

マキはママとして先輩の意見を私に教えてくれます。「カモにされた」という考えはまったく頭になかったです……まさかそんな。



お会計は1万円と端数。

こちらは2人でミツキさんの家は4人。

人数が倍も違うのに、割り勘なのはおかしいですよね。しかも端数まで私がもったら、明らかに不公平だと思うのです。しかし本人を前にして、このモヤモヤを吐き出すことはできませんでした。

気持ちが収まらず、話を聞いてもらおうと友人のマキに電話したら……ミツキさんは私をカモにしようとしているのでは? というのです。「はやくわかってよかったね、距離をとったほうがいいよ」と助言されたのですが、私は悩んでしまいました。

【後編】へ続く。

原案・編集部 脚本・物江窓香 作画・吉田ぱんだ