気長に待ちたい
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 映画『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾の企画はまだ生きていると、ロバート・ダウニー・Jrの妻でプロデューサーのスーザン・ダウニーが Screen Rant に明かした。

 ダウニー・Jr&ジュード・ロウ演じるホームズ&ワトソンの名コンビぶりと、ガイ・リッチー監督のスタイリッシュな映像で人気を博した同シリーズ。第1弾『シャーロック・ホームズ』(2009)は5億2,402万8,679ドル(約812億円)、第2弾『シャーロック・ホームズ シャドウゲーム』(2011)は5億4,384万8,418ドル(約843億円)の世界興行収入を上げた。第3弾については2019年、リッチー監督の後を継いで『ロケットマン』のデクスター・フレッチャー監督がメガホンを取ることになったと報じられたが、その後音沙汰はない。(数字は Box Office Mojo 調べ、1ドル155円計算)

 先日には、リッチー監督がホームズの若かりし頃を描いた「ヤング・シャーロック・ホームズ」(著:アンドリュー・レーン)を Prime Video で実写ドラマ化するとの発表があったが、『シャーロック・ホームズ』シリーズ第3弾の企画も変わらず生きているという。スーザンは「何も新たに発表できることはないけれど、第3弾は変わらずわたしたちの心にある。『次のバージョンとしてベストなのはどんなものだろう』と毎日話しているもの」と明かす。

 「なぜなら、ロバートとジュードが一緒にいるのを見るといつだって──幸運にも1年に何度かそういうタイミングがあるのだけど──『この二人をスクリーンに戻せないかしら?』と思ってしまう。それは魔法のようだから。そうするためには本当にちゃんとした理由、素晴らしいストーリーが必要だけど、いくつか準備中の案があるの」と続けている。ファンは気長に待つのが良さそうだ。(編集部・市川遥)