エンゼルスのジョー・アデル【写真:ロイター】

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万年有望株のアデル、ついに初の2桁となる10号

 米大リーグ・エンゼルスのジョー・アデル外野手が、ついに目覚めの時を迎えているようだ。24日(日本時間25日)に本拠地で行われたガーディアンズ戦で、自身初となる2桁の今季10号。開花を待ち続けた日米のファンから「いいスイング」「完ぺきな当たりだ」「未完の大器、覚醒の時」と次々にコメントが集まった。

 この日は「6番・右翼」で先発出場し、6回1死無走者の打席で左中間へ今季10号。左腕のアレンが投じた低めチェンジアップをとらえ、飛距離435フィート(約132.5メートル)、打球速度110.6マイル(約178キロ)という豪快弾になった。米カリフォルニア州の地元局「バリー・スポーツ・ウェスト」公式X(旧ツイッター)が動画を公開すると、日米のファンから次々にコメントが集まった。

「いいスイングだな! ギャレット・アンダーソンを思い出すよ」
「30発? いや40発、50発いけるぞ!」
「完璧な当たりだー!」
「アデル二桁ホームランおめ」
「すごーーーー」
「未完の大器、覚醒の時」

 25歳のアデルは、2017年のドラフト1巡目(全体10位)でエンゼルス入り。2020年にメジャー昇格を果たし、抜群の身体能力で走攻守3拍子揃った選手として期待されたものの、能力をうまく発揮できずにきた選手だ。

 昨季まで同僚だった大谷について「時に驚くこともある。体勢を崩されても手の位置はキープしているんだ。それでもあのレベルまで飛ばすことができる。あれは信じられない。本当に毎打席注目しているよ」と尊敬の念を語ったことも。エンゼルスはこの試合に4-10で敗れたが、早くもチーム最多タイの10号に到達した今季どこまで数字を伸ばすだろうか。

(THE ANSWER編集部)