腹が立つほど使いにくくなる。スマホの使いすぎを抑えるアプリ
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スマホを床に叩きつけたくなりそう。
スマートフォンの発明で、人々はすっかりスマホ中毒になってしまいましたよね。大人はまだ我に返る自制心が働きますが、視力や学力低下のリスクを知らない子どもは無限に見たがります。
ミシガン大学では現在、スマホを自発的に手放したくなるアプリを研究しています。これを使えば、自ら使用を諦めてくれるかも…?
イライラを募らせる工夫アレコレ
アプリ名は「InteractOut」。通常の操作のようでいて、わざとタップやスクロール処理を遅くさせたり、バグるような動きで、使用者をイライラさせるよう考えられています。
タップの反応速度を遅めたり、ボタンは少し下にズレた場所じゃないと反応しなくなるなどの設定が可能。スワイプも反応が遅延したり、指とは上下逆方向にスクロールさせられます。
2本指や長押しじゃないとタップやスクロールができなくなったりして、絶妙な不便さがポイントです。
遅延やバグ動作は小さめから始まり、長く使うほど予め設定された最大値に向かって、どんどんヒドくなります。
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知らない人が使ったら、スマホが壊れたかハッキングされたかと感じそうですね。
人の心理に働きかける
スマホのスクリーンタイムで制限すると、暗証番号を知っていればすぐ解除してしまいます。しかも子どもは、適当に押して突破を試みますよね。
強制終了は、打ち切られたフラストレーションが怒りに変わります。なので、自発的にやめたくなるよう仕向けるのがスマートなのです。
被験者に使ってもらったところ、スマホの使用時間が15.6%減少したとのこと。また強制終了系アプリより好ましいという評価が多かったとのことです。
改善点はまだある
リアルタイムに正確な動きが必要なゲームなどでは、「InteractOut」が効きすぎてウザく感じがち。
反対に動画視聴など、ほとんどタップやスクロールが不要なアプリでは効果が薄いことも分かりました。
今後のアップデートに期待大ですね。
リリース希望の親は多そう
子を持つ親としては、子どもがずーっとショート動画を見続けてしまうのが悩みのタネ。おそらくそのせいで視力検査に引っかかり、眼科に連れて行ったことも。宿題をやれ、ご飯だ風呂だと怒ってストレスで毎日ヘトヘトです。
強制的な時間制限もしていますが逆ギレされるので、イライラアプリで自発的にやめてくれたら最高です。リスクを理解して家のルールを守れたら、世話ないんですけどねぇ。
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若者世代のスマホ調査。通知回数は1日4500回、TikTok視聴は1日2時間
Source: YouTube (1, 2), MICHIGAN NEWS, guoanhong.com via Futurism