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 フジテレビ系「めちゃ×2イケてるッ!」の元レギュラーで、“三ちゃん”の愛称で親しまれた三中元克(33)が、23日までに更新されたお笑いコンビ「ニューヨーク」のYouTubeチャンネルにゲスト出演。「めちゃイケ」全盛期のギャラについて語った。

 2010年に行われためちゃイケ新人オーディションで見事合格し、唯一の“素人”としてほぼレギュラー出演。一躍、時の人となった。現在は吉本興業に所属し、2021年9月にピン芸人・てつ丸とお笑いコンビ「ラフリベンジャーズ」を結成して活動している。

 三ちゃんが「めちゃイケ」に抜てきされたのは19歳のとき。芸人を目指すため上京し、養成所に入るためのお金を貯めている中で開催されたオーディションに挑戦し、チャンスをつかんだ。

 当時人気絶頂だった「めちゃイケ」だけに、三ちゃんは地元・大阪に帰ると「スーパースター」だったという。当時について、「あの時は(調子に)乗ってました」と照れ笑いを浮かべた。

 知名度は全国区だったが、当時はどこにも所属しておらずマネジャーなども当然いなかったため、“フジテレビ預かり”のため他局の番組に出ることは一切なく、ほぼ「めちゃイケ」だけにとどまった。「めちゃイケ」では、「足柄サービスエリアで1年間接客」や「みちのくプロレスでプロレスラーを目指す」などの過酷な企画を任されていた。

 そんな当時の“ギャラ”について、三ちゃんは「ギャラは直接もらってました」と振り返り、「めちゃイケのギャラと、フジテレビの社員食堂のバイトの給料」が収入源だったと告白。2つを合わせて、何と「大卒初任給くらいですかね…」と明かした。

 日本国民誰もが知るような大ブレークだった三ちゃんのまさかのギャラに、ニューヨークの2人は衝撃を受けた様子。嶋佐和也は絶句し、屋敷裕政は「おもろ」とポツリ。「たぶん、めちゃイケが三ちゃんを素人のままにさせときたかったんだよ」と分析した。

 この動画には「ニューヨークドン引きで草」「三ちゃんネットでめっちゃ叩かれてたけど、本当に大変だったと思う」「三ちゃんがめっちゃトーク上手くなってて驚いた!努力したんだね」「1年、興味のないプロレスやるってすごすぎるよ、報われてほしい」「素人のままでいてねって番組的にそういてほしいのは凄く分かるけど言われる方はマジで地獄だろうね」「なんでめちゃイケ企画でプロレスさせられてるのにその間ギャラ無しで普通の練習生と同じ月1万だけやねん」「よく今まで黙ってたな」「恐ろしいなテレビ」「ブラックすぎやろ…」と、さまざまなコメントが寄せられた。