マンチェスター・ユナイテッドのホームスタジアムであるオールド・トラフォードで滝のような雨漏りが発生した。英『ザ・サン』や『デイリースター』が報じている。

 12日に開催されたプレミアリーグでアーセナルをホームに迎えたマンチェスター・U。前半20分にFWレアンドロ・トロサールに先制点を献上すると、そのまま逃げ切られて0-1の完封負けを喫した。

 36試合消化時点で8位のマンチェスター・Uは、これまで7位だったクラブワースト順位を更新する可能性が十分にあり、チームを率いるエリック・テン・ハフ監督は非難の的に。そして、アーセナル戦では伝統あるオールド・トラフォードも非難されることとなった。

 試合終了間際の豪雨の影響で屋根からは滝のような雨漏りが発生。スタンド上部から川のように水が流れる様子も映し出され、“夢の劇場”は“川の劇場”と皮肉られてしまう。さらに、この日の失点で今季公式戦で喫した総失点は「82」となり、クラブワーストを更新。ファンから「エリック・テン・ハフのチームの守備と同じくらい漏れやすい」とコメントされるほどだ。

 新たな共同オーナーとなったサー・ジム・ラトクリフ氏は、オールド・トラフォードが「荒れ果て、放置されている」ことを認め、今夏に対処することを誓っているようだ。