マーロン・タパレス【写真:荒川祐史】

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タパレスが3度ダウンを奪う圧勝

 ボクシングの前WBA&IBF世界スーパーバンタム級王者マーロン・タパレス(フィリピン)が10日、母国で再起戦に臨み、初回2分11秒KO勝ちを飾った。昨年12月に井上尚弥(大橋)との同級4団体統一戦に敗れて王座陥落。5か月ぶりの再起戦で強さを見せつけた。

 タパレスはナタポン・ジャンカエーウ(タイ)と対戦し、初回1分で右フックを炸裂。先制ダウンを奪うと、1分50秒で相手の打ち終わりに左ストレートを突き刺した。再開直後の連打で3度目のダウンを奪い、わずか131秒の衝撃KO勝ち。空位のWBCアジアコンチネンタル王座を獲得し、強さを見せつけた。

 タパレスはダウンを奪った瞬間の画像をインスタグラムに公開。文面では「勝利とともに戻ってこられて嬉しい。神と私をサポートしてくれる全ての人に感謝する。再び世界チャンピオンになれるよう頑張ります!」と王座返り咲きを誓った。

 昨年12月に井上に10回KOで完敗し、王座陥落していた。

(THE ANSWER編集部)