27年ぶりドラマ共演の明石家さんまと大竹しのぶ…本誌が撮った初共演映画の”初―ツーショット”

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明石家さんま(68)と大竹しのぶ(66)の27年ぶりとなるドラマ共演が話題となっている。

21年ぶりとなる、さんま主演のドラマシリーズの最新作『心はロンリー 気持ちは「・・・」FINAL』(フジテレビ系・4月27日放送予定)の制作が発表されたのは昨年秋だった。これまでのシリーズでも、豪華共演陣が話題になっていただけに、「大竹の出演はあるのか?」と注目されていた。

「同ドラマは、’84年に第1作目が放送されました。ストーリー自体はシリアスながら、ところどころにナンセンスギャグや出演陣のアドリブを散りばめた異色ドラマで、これまで11作品が放送されています。今回の設定は刑事ドラマで、さんまは定年を控えた刑事役。妻役に吉田羊、娘役を川口春奈(29)が演じています」(テレビ誌ライター)

そんな大竹の出演が発表されたのは4月13日のことだった。大竹は『TVLIFE  web』(4月13日配信)の取材で、

「あの『心はロンリー 気持ちは「・・・」』をまた作ることができるなんて、さんまさんは本当に幸せだろうなと思いました」

と、自身の気持ちよりも、さんまの思いに寄り添った発言をしている。

「大竹さんが今シリーズに参加するのは4回目。初出演は’86年にさんまさんと共演した『男女7人夏物語』(TBS系)で自身が演じた“神埼桃子”として同年の8月放送回で登場しています。この時から公私にわたり、良きパートナーだったのでしょう」(前出・ライター)

’88年5月に、大竹は『心は〜』に2回目の出演を果たす。ちょうど同じ時期の4月26日、『FRIDAY』は、そんな二人の初ツーショット姿を撮っていた。映画『いこかもどろか』の製作発表記者会見で、息ぴったりのノロけコントを見せてくれたのだ。その後、同映画の打ち上げでの二人、ハワイ旅行……。秘蔵写真で、その当時を振り返りたい。

「楽屋で抱き合います」のリップサービスも

’87年10月から放送が始まり、平均視聴率30パーセント近い数字を叩き出した大ヒットドラマ『男女7人秋物語』(TBS系)の名コンビ、さんまと大竹が再びタッグを組んで、製作されたのが映画『いこかもどろか』だった。

「脚本は『男女7人シリーズ』を手掛けた鎌田敏夫、監督も同シリーズの演出を担当した生野慈朗がそれぞれ務めました。借金で暴力団から追われるサラリーマン役をさんま、ギャンプルで会社の金を使い込んだ女を大竹が演じ、そんな二人が強盗を計画するというドタバタコメディです。当時、二人には交際の噂があったので、その効果もあり、映画は大ヒットしました」(映画雑誌編集者)

記者会見場に草野球を理由に50分も遅刻したさんまに大竹は、

「来ないなら来ないって、はっきり先に言ってほしい」

と攻めると、さんまは、

「いろいろと迷惑をかけますが、撮影中は顔のシワを気にしないでほしい」

と応酬。取材陣から、「楽屋ではケンカをしないのか」と問われたさんまは、

「いいえ、楽屋では抱き合います」

と笑わせた。二人が結婚したのは、この半年後だった。その後、二人は’92年9月に離婚。結婚生活は、わずか4年で終止符を打ったが、二人の仲の良さは皆が知るところだ。

『心は〜』の演技について聞かれた大竹は、

「常に意識していたわけではありませんが(トークの場合は流れを意識しますが)、緊張感やテンションの高さは、ある程度意識しました。でも最終的な流れは、さんまさんに任せました」(『TVLIFE web』)

と、全幅の信頼を寄せており、俳優としてのさんまの魅力については、

「たぶん皆さんが思っているより、かなり真剣です」(『TVLIFE web』)

などと、褒め通しだった。この共演を機に、また“復縁”なんてことも……ないか。