大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)

写真拡大

 ドジャース大谷翔平(29)が、違法賭博に関与していた元通訳・水原一平容疑者(39)により多額の窃盗被害を受けていた事件。4月11日(日本時間4月12日)、大谷の口座からの送金額が1600万ドル以上(24億5000万円以上)に及ぶとしてアメリカの捜査当局に訴追され、水原容疑者は翌日に司法当局へ出頭。13日には保釈されており、罪状認否は5月9日が予定されている。長年の“相棒”から裏切りを受けた大谷だが、奇しくも大谷の“水原離れ”は、昨オフから進んでいた──。

【写真】かつて『ファッションセンス最悪の選手』と呼ばれた、くすみカーキのTシャツ姿の大谷。他、ハワイで購入した“25億円別荘”の内装写真も

 水原容疑者はドジャースから解雇される前日、大谷含むチームメイトらドジャース関係者に「ギャンブル依存症」であると告白。また、大谷とふたりで話すタイミングでは「(大谷が私の)借金を肩代わりしたということにしてくれないか」と懇願したが、大谷はそのような“口裏合わせ”を拒否したという。

アメリカに来てから常に一緒にいた水原容疑者に関する騒動のショックは計り知れませんが、大谷選手は捜査に全面的に協力しながら試合に出場する日々を送っています。大谷選手のメンタルの強さを賞賛する報道が相次ぐ一方で、ファンの間では彼と2月に結婚したばかりの真美子さん(27)の心境を心配する声が上がっています」(スポーツ紙記者・以下同)

 真美子さんは元女子バスケットボール選手で、実業団チームの現役時代には、自身について「前に出るのが苦手なタイプ」だと語っている。新婚早々、トラブルに巻き込まれ、メンタルに支障をきたしていたとしても無理はないが、真美子さんの大学時代の同級生は、「彼女は逆境に強い」と語る。

「現役時代の真美子さんは、チームプレーに貢献する選手だったといえる。周りを支えるようなスタイルを武器として苦境を乗り越えてきた彼女は、決してメンタルが弱いわけではなく、むしろ困難に向き合い続けてきた人だと思います。

 水原さんによる事件発覚後も、真美子さんは変わらずドジャースタジアムで大谷選手を観戦していると聞いています。開幕戦で水原さんの妻と一緒に観戦していた真美子さんも複雑な気持ちだと思いますが、大谷選手にとってはこれ以上ない理解者でしょう」

髪型もおしゃれに

 日々の食事から出勤時まで、大谷は昨年まであらゆる面で水原容疑者と行動を共にしていたとされる。しかし、奇しくも今回の決別の前から、大谷の“水原離れ”は進んでいた。

 大谷は昨年10月、ロサンゼルスで不動産売買を目的とした会社「Decopin LLC」(以下、デコピン社)を設立。その支社を日本の大谷の実家とハワイに置き、ハワイには大谷が真美子さんとオフシーズンを過ごすのであろうセカンドハウスも準備しているというわけだ。

「結婚前から建設計画が進行していた別荘とあって、真美子さんの意見も反映されているとみられています。大谷選手はエンゼルス時代、番記者から『ファッションセンス最悪の選手』として名前が挙げられるほどおしゃれには無頓着でした。

 しかし最近は黒や白などの色を中心にモノトーンコーデの装いが増えていて、そのファッションにも変化がみられる。少なくとも以前のような“迷い”は見られません。モデル活動もしていた真美子さんからのアドバイスもあったのかもしれませんね」(スポーツ紙記者)

 かつての相棒・水原容疑者を失った影響は大きいかと思われたが、大谷はすでに“真美子さん色”に染まりつつある。