Image: Fairphone

オランダ発のテック企業Fairphone。修理して長く使える端末として、大手他社がゴリゴリに中身をはんだ付けしていたころから、Fairphoneというスマートフォンを展開しています。昨今、いっそう注目度が増している「修理する権利」の先駆け的存在です。

自分でメンテしながら、8年間も最新状態で使い続けられるスマホってどう?

そのFiarphoneから、ワイヤレスイヤホン「Fairbuds」が登場しました。

基本スペック

Fiarbudsに搭載されているのは、チタンコーティングの11mmドライバー。アクティブノイズキャンセリング機能(ANC)も搭載されています。防水IP54。バッテリー持ちはイヤホン単体で6時間、充電ケースでプラス20時間。イヤホン着脱を感知し、自動で音楽を停止してくれる便利機能もあり。

専用アプリ「Fairbuds」(iOS/ Android)があり、ここからイコライザーの設定を自由にカスタマイズできます。

Image: Fairphone

3サイズのシリコンチップが同梱。カラバリは黒と白の2色展開。

価格は149ユーロ(約2万5000円)。同価格帯にはApple(アップル)AirPodsや、Google(グーグル)Pixel Buds Pro、Samsung(サムスン)Galaxy Buds2があります。

バッテリー交換可能

Fiarphoneブランドなので、もちろん長く使えるように作られています。修理しやすいデザインで、イヤホンも充電ケースもバッテリー交換可能! 交換方法もすでにYouTubeで公開されています。

バッテリー以外は、充電ケースのフレームや中身も交換可能。

Image: Fairphone

Fiarphoneは、昨年、ヘッドホン「Fairbuds XL」もリリースしており、今後はスマホだけでなく周辺機器にも力を入れていくようです。

スマホを長く使おうというのは、ソフトウェアのアップデート延長や公式修理プログラムなど、昨今広まりつつある考え方。Fiarphoneが周辺機器にもそれを拡大し、業界のさらなる方向性を示してくれることを願います。

「修理する権利」の鍵を握るのはマクドナルドのソフトクリーム?

Source: Fairphone