サッカー国際親善試合、フランス対ドイツ。追加点を喜ぶドイツの選手(2024年3月23日撮影)。(c)Olivier CHASSIGNOLE / AFP

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【AFP=時事】サッカー国際親善試合は23日、各地で行われ、フロリアン・ビルツ(Florian Wirtz)が歴史に名を刻む代表戦初ゴールを挙げたドイツが、フランスに2-0で勝利した。

 試合開始わずか7秒で20歳のビルツが観衆を驚かせる先制点を挙げたドイツは、ハーフタイム明けにカイ・ハヴァーツ(Kai Havertz)が追加点を決めた。

 2021年以来となる代表戦に出場したトニ・クロース(Toni Kroos)がキックオフのボールを受けると、山なりのボールを配球。これを受けたビルツは間を詰められないとみると、強烈なドライブシュートを放った。相手GKがくぎ付けとなる中、ボールはクロスバーの下をたたいてゴールに吸い込まれた。

 ビルツとともに、同日のスロバキア戦でもオーストリアのクリストフ・バウムガルトナー(Christoph Baumgartner)が開始7秒でゴールを決めており、ドイツのルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski)が2013年のエクアドル戦で挙げた最速記録に並んでいる。

 自国開催の欧州選手権(UEFA Euro 2024)を控える中でドイツが印象的なパフォーマンスを見せた一方、アントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)を欠いたフランスは、キリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)を擁しながらも切れ味を欠いた。

 両国は今夏の欧州選手権に向けて準備を続け、26日にフランスはチリと、ドイツはオランダとそれぞれ対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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