サッカー国際親善試合、フランス対ドイツ。得点を決めるドイツのフロリアン・ビルツ(2024年3月23日撮影)。(c)FRANCK FIFE/ AFP

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【AFP=時事】23日に行われたサッカー国際親善試合で、オーストリアのクリストフ・バウムガルトナー(Christoph Baumgartner)とドイツのフロリアン・ビルツ(Florian Wirtz)が、それぞれ同じ日に開始7秒の代表戦最速タイとなるゴールを決めた。

 まずはバウムガルトナーがアウェーのスロバキア戦で、キックオフからドリブルで相手守備陣を突破し、ミドルシュートでゴールを破った。チームが2-0で勝利した試合後には、「このバリエーションは以前にも試したことがあって、キックオフからリスクを負って全力で行くパターンだった。一連の流れがうまくいったので、ドリブルで進んだ」とコメントした。

 バウムガルトナーの得点は、ドイツのルーカス・ポドルスキ(Lukas Podolski)が2013年のエクアドル戦で挙げた7秒のゴールに並ぶ記録。オーストリアサッカー協会(OFB)は代表戦の史上最速ゴールだと述べた。

 一方でビルツもそのすぐ後、2-0で勝利したフランスとの敵地での親善試合で電光石火のゴールを決めた。

 クロスバーの下に当たって入る見事なミドルシュートで、代表戦初ゴールを決めたビルツは、「何が起こったか、誰も理解できなかったと思う。みんなかなり驚いたが、もちろんすごくうれしかった」と話し、チームで練習していた形だと明かすと、「それでも実際にうまくいって、チャンスを得点につなげられて最高だ」と喜んだ。

 W杯(World Cup)での最速ゴール記録は、2002年の日韓大会・韓国戦でトルコのハカン・シュクル(Hakan Sukur)が挙げた開始11秒のゴールとなっている。

【翻訳編集】AFPBB News

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