女子テニスのアリーナ・サバレンカ(2024年3月13日撮影)。(c)Clive Brunskill/Getty Images/AFP

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【AFP=時事】女子テニス世界ランキング2位のアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は20日、元恋人のコンスタンティン・コルツォフ(Konstantin Koltsov、42)さんの死に「心が張り裂けるよう」だと話した。サバレンカは、コルツォフさんが命を落とした時点で2人は破局していたと明かしている。

 サバレンカは代理人が発表した声明の中で、「コンスタンティンのは死は考えられない悲劇で、もう一緒にいないとはいえ、心が張り裂けるようです。この困難な時期に私のプライバシーと彼の家族のプライバシーを尊重していただきたいです」と述べている。

 米マイアミの地元当局によると、コルツォフさんは18日未明、同市内にある高級リゾートの一室のバルコニーから飛び降り、命を落とした。メディアの報道によると、サバレンカはコルツォフさんと3年以上交際していた。

 コルツォフさんは北米アイスホッケーリーグ(NHL)のピッツバーグ・ペンギンズ(Pittsburgh Penguins)に2003年から06年まで所属し、通算144試合でプレーした。ベラルーシ代表としては02年のソルトレークシティー冬季五輪と10年のバンクーバー冬季五輪に参加し、世界選手権にも9度出場。20年に3人の子をもうけた妻と離婚し、その後サバレンカとの交際を始めていた。

 今年の全豪オープン(Australian Open Tennis Tournament 2024)で連覇を果たしたサバレンカは、22日に行われる自身初戦の2回戦でパウラ・バドサ(Paula Badosa、スペイン)と対戦する。

【翻訳編集】AFPBB News

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