「正式な会見がなしでもいいのか」…活動再開の藤本敏史 本誌に明かした「当て逃げ後の苦しい言い分」

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〈本日2月23日をもって、活動を再開させていただくことになりましたのでご報告いたします〉

吉本興業の公式サイトにて、お笑いコンビ『FUJIWARA』の藤本敏史(フジモン)(53)の活動再開が発表された。フジモンは昨年10月4日、渋谷区内の交差点で一般車両と接触事故を起こしたものの、そのまま逃走。この当て逃げ事件により、活動を自粛していた。4ヵ月以上の謹慎期間を経ての復帰となったが、業界内からもさまざまな声が上がっている。

「『ガヤ芸人』として、どんな番組でも盛り上げ、それでいてMCの進行を妨害しない藤本さんの復帰は、テレビマンの立場からしたらとてもありがたい。しかし、本人も事務所も会見などを開かず、事件の理由について明確な説明が行われていません。そんな中で一方的に復帰されても、テレビ局側からすれば起用しずらいというのが本音です」(キー局関係者)

『FRIDAY』は’23年11月10・17日号の記事で、謹慎生活中のフジモンに取材を行っている。事件後に唯一となる本人の声を再録する(内容は一部修正しています)ーー。

当て逃げ事件当時の業界内の本音

「収録中、藤本さんはガヤを入れ続けるので、その場にいないかのように編集するのが大変です……」(制作会社関係者)

10月4日、『FUJIWARA』の藤本敏史(フジモン)が渋谷区内の交差点で一般車両と接触。そのまま現場から立ち去る当て逃げ事件を起こし、11日に活動自粛を発表した。レギュラー番組0本のフジモンだが、自粛発表後はテレビ各局が対応に大わらわだったという。

「特番の多い時期で、すでに収録済みの番組もあります。どの番組でも目立つ位置にいたり、コーナーの司会を務めることもあって、カットできない。録ったものは事故前に収録したと強調して放送することになると思いますが、年末特番の収録あたりからは、まだ出演オファーの調整がきくので、一切姿を見なくなると思います」(同前)

事故直後は普段通り仕事へ行っていたことが報じられ、「誰かと一緒にいたのでは」などさまざまな憶測が飛び交っている。FRIDAYは、コンビニから帰宅中のフジモンを直撃した。

――フライデーです。物損事故の件で伺いました。被害者の方へ謝罪はされましたか?

「被害者の方への謝罪は済みました。はい、大変申しわけなく思っております」

――事故直後、なぜきちんと対応しなかったのですか?

「あっ、それは自粛中の身なので事務所を通してください」(困惑した表情で)

――事故当時、彼女さんなどの同乗者がいたからですか?

「ないです、ないです! すいません、申し訳ないです……」

そういうと背を丸めて走り去っていった。元気な″ガヤ番長″も、当分は息を潜めるしかないようだ。