■これまでのあらすじ
4年付き合った彼氏に結婚の話をしたとたん別れることになってしまった雪子。久しぶりに雪子の家に遊びに来て話を聞いた友人のありさときぬは、お芋のポタージュを飲みながら唖然。雪子の結婚願望の強さは有名な話。涼だって知らないはずはなかったのに。ふたりの前では元気を装っていた雪子でしたが、ひとりになると涙が出てしまいます。結婚のことを言わなければ別れずに済んだのだろうか…そんなことばかり考えてしまうのでした。

こんな時でもお腹は減る


こんな時に食べたいもちもちフワフワ

お風呂でひとり涙し、鏡を見るとすっかり腫れてしまった目。失恋の痛みはまだ少しも癒えていないのでした。

こんなに沈んだ気持ちの時でも、お腹だけは減るもの。優しく包み込んでくれるようなもちもちフワフワした何かが食べたくなった雪子。実家から送られてきたジャガイモを手に取り、ニョッキを作り始めます。

(傷心ごはん(福々ちえ))