「今年のクリスマスケーキはどれにしよう」「どこのお店で注文しよう」。クリスマスが近くなると、お店に置いてあるカタログが目に入る方は多いのではないでしょうか。あえてクリスマスケーキを買わないというESSEフレンズエディターのかつらさんが、毎年実践しているという、クリスマスケーキづくりの楽しみについて語ります。

手づくりのクリスマスケーキで得られる3つのハッピー

じつは私、クリスマスケーキを買ったことが一度もありません。クリスマスケーキのカタログを見ると「今年はどのアレンジをマネしようかな?」「アイスケーキ? チョコレートケーキ?」とデコレーションに目がいってしまいます。

独身時代もクリスマスの楽しみとして、自分が好きなようにケーキを手づくりしてきました。長年クリスマスケーキを手づくりしてきたからこそ分かる、自分でつくる楽しさをお伝えします。

●家族にとって忘れられない家庭の味になる

店では買えないオリジナリティあふれる手づくりケーキは、子どもにとっても大人にとってもクリスマスの思い出の一品に。私が小さい頃、母がつくってくれたクリスマスケーキを今でもよく覚えています。今度は母になった私がパティシエの番!

自分たちで楽しむケーキは、成功でも失敗でもお金では買えない特別なもの。ときには、子どもと一緒につくるのもクリスマスのすてきな思い出になりますよ。

●アレンジし放題で好きな味に出合える

わが家のクリスマス料理はこってり系が定番のため、ケーキぐらいは“あっさり”を意識したく、あえてバター不使用に。バター不使用でもスポンジがパサパサしないのは、スポンジを3段にしてフルーツや生クリームを挟んでいるから。

「今年はパリパリチョコのケーキにしよう」「甘すぎないのがいいから砂糖を調整しよう」など、希望に合わせたアレンジと味を調整できるのは手づくりならでは。

●買うより約4500円お得になる

わが家のケーキ型は、お店で言う7号サイズに当たる21cm。一般的にケーキのなかで大きめな7号は、店頭では6000円ほどで売られているのを目します。手づくりだとトータル1500円もあれば材料がそろえられるため、買うより断然お得!

サンタさんのピックやはじけるチョコなどのデコレーションは100円ショップで購入できるため、節約しながらも遊びを自由に演出できます。

じつは、ケーキづくりの合間に飲むコーヒーも楽しみのひとつ。残った生クリームとトッピングを乗せたウインナーコーヒーは、毎年の恒例です。

手づくりのクリスマスケーキは、家族が喜ぶ&節約&格別なおまけつき。自分次第で何倍でも楽しめて、いいことづくめです。ぜひご検討ください。