ささきいさお
アニメ『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』4K リマスター版の劇場上映にあたり、歌手・ささきいさお、作曲家・宮川彬良の両名が、10日の都内で舞台あいさつに立った。

ささきは、今なお歌い継がれる主題歌を担当し、来年1月5日から3週間限定で劇場公開を控えている『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』においては別の役目、部下30名を率いてヤマトへ乗艦した斉藤始の声も担当している。

そして宮川は、音楽を担当していた故・宮川泰さんの子息。当時は高校生だったそうだが、楽曲の収録に携わり、パイプオルガンで参加していた経験があり。また、2012年から始まった『宇宙戦艦ヤマト』リメイクシリーズにおいては、亡き父の音楽を受け継いでいるスタッフの一人。同作の深い歴史を知る二人は、2作品連続公開される今回の試みを盛り上げようと駆けつけていた。

ささきは、今年81歳を迎えた。満員の客席に向かって手を振ると、拍手がさらに多くなり、笑顔イッパイの表情を見せた。「今日もたくさんの皆さまに作品を観て頂いて、そして、主題歌も聞いて頂けることで、そんなことがあって、もう50年も頑張ってくることが出来ました」と語り、深く感謝した。

「あと1年、もしくは2、3年、これから先のことは分かりませんが、声が出る限りは歌を歌わせて頂こうかなと思っております」とファンに誓い、再び大きな拍手を浴びていた。

▼ (左から)ささきいさお、宮川彬良


  
▼ 『宇宙戦艦ヤマト 劇場版』 & 『さらば宇宙戦艦ヤマト 愛の戦士たち』 4Kリマスター/予告映像


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