膨らみ続ける予算が世間を騒がせている大阪・関西万博ですが、見事に「ミャクミャク」の形に膨らんだ“チェキ”が登場しました! 撮る人、撮られる人、プリントする人みんなが思わず笑顔になる異色のコラボモデル、いち早く実機で“異形っぷり”をチェックしていきましょう。

数量限定での販売が始まった、「ミャクミャク」デザインのチェキ。常識外れの楽しいデザインが万人に愛されそう

ミャクミャクが大きくはみ出す「INSTAX mini Link 2 EXPO 2025」

11月22日に富士フイルムイメージングシステムズが販売を開始したのが、大阪・関西万博公式キャラクター「ミャクミャク」のデザインをあしらったチェキプリンター「INSTAX mini Link 2 EXPO 2025」とチェキ「INSTAX mini 12 EXPO 2025」。どちらも、あのミャクミャクをデザインした特別なシリコンケースが付属する限定モデルです。

チェキ「INSTAX mini 12 EXPO 2025」(左)とチェキプリンター「INSTAX mini Link 2 EXPO 2025」(右)

INSTAX mini Link 2 EXPO 2025は、スマホと連携してスマホの写真がチェキフィルムにプリントできるチェキプリンター。立ったミャクミャクを立体的にデザインしていますが、公式画像で見たミャクミャクの雰囲気やかわいらしさを壊すことなく立体化しているのがお見事だと感じました。

チェキプリンター「INSTAX mini Link 2 EXPO 2025」は、ミャクミャクの全身を大胆にデザインしている。お腹の部分は電源ボタンになっている

後ろから見たところ。ミャクミャクの顔が上に大きくはみ出しているのが分かる。携帯性の高さよりもかわいらしさだ

ミャクミャクの顔を巧みに立体化している。公式画像の雰囲気をそのまま再現しているのはお見事

顔を手で支えているところの造形が特にかわいらしい

ミャクミャクデザインのシリコンケースを本体に装着する形なので、フィルムパックの交換や充電の際はケースを外す必要がありますが、電源のオンオフやプリントはミャクミャクスタイルのままでOK。使い勝手を大きく損なわずに済んでいます。

プリントもミャクミャクスタイルのままでOK。正面から見て裏返しの状態で出てくる

ミャクミャクのシリコンケースはかなり厚みがあり、装着するとある程度重さが増す。INSTAX mini 12自体は市販モデルとまったく同じ

後ろもかわいい「INSTAX mini 12 EXPO 2025」

INSTAX mini 12 EXPO 2025は、撮影したら即チェキフィルムにプリントできる、伝統のスタイルを受け継ぐインスタントカメラ。正面には大きなレンズやセンサー類があることから、ミャクミャクの立体デザインは小さめになっていますが、背面にミャクミャクのイラストが描かれており、撮影される人も撮影する人も思わず笑顔になれます。

撮ったらすぐにプリントが出てくるクラシックなスタイルを採用するチェキ「INSTAX mini 12 EXPO 2025」。ストロボやセンサー類、レンズがあるので、ミャクミャクは控えめだ

背面。フィルムパックの部分だけ開けられる構造になっているが、意図せず開くことはなくしっかり固定できる

フィルムパック部のカバーにはミャクミャクのイラストが

ミャクミャクは小さめながら、チェキプリンターと同様に再現性は高い

フィルムパック装着部のカバーは簡単に開けられるようになっているため、電池交換以外はミャクミャクスタイルのまま使い続けられます。

開口部が多いので、シリコンケースを装着しても防水や防塵対応になるわけではない

価格はいずれもオープンで、実売価格はINSTAX mini Link 2 EXPO 2025が22,000円、INSTAX mini 12 EXPO 2025が17,600円となっています。販売数量は非公開ながら数量限定ということで、ノンビリしていると売り切れてしまう可能性もあります。大阪・関西万博が無事開かれた際に持って行きたい人は、早めにゲットするのがよさそうです。