健康的な食事と運動を続けたことで、8カ月でマイナス10kgを達成! 気持ちも前向きになったと話す料理家・牛尾理恵さん。ビタミン豊富な野菜や発酵食品も上手に取り入れた、牛尾さんのリアルな献立を紹介します。

牛尾さんのリアル1週間献立〜後半3DAYS〜

料理家・牛尾さんの、毎日の献立は体にうれしい工夫がいっぱい! 規則的に食べるようにして、カロリーは1日で1500kcal、タンパク質は1食で25〜30gを目標にしています。ここでは、牛尾さんの金〜日曜日の献立と、おやつ事情について教えてもらいました。

【写真】金曜の夜は、話題の食材で1品

●金曜・朝の献立

ライ麦パンにホウレンソウのクリームをのせて。サラダチキンでタンパク質の量は十分なので、ヨーグルトにはプロテインをかけず、はちみつとパイン、パプリカパウダーを。

●金曜・昼の献立

ゆでて刻んだモロヘイヤ、角切りトマトなどを合わせたつゆでそうめん。ゆで卵1個分でタンパク質6g強なので、少したりなかったかも。不足分は午後の間食にあたりめで補給を。

●金曜・夜の献立

大豆ミートとナスの甘辛炒め、ホウレンソウのゴマあえをおかずに。仕事の関係で在庫があったので、この週は大豆ミートの使用が多めです。夫は肉だと思っていたようです(笑)。

●土曜・朝の献立

お弁当用につくった大豆ミートそぼろをのせたオートミールがゆ。ヨーグルトと桃に、はちみつ、カルダモンをかけました。抗酸化作用の高いスパイスは果物との相性も抜群。

●土曜・昼の献立

ほぐしたサラダチキン、薄切り紫タマネギ、パクチー、カシューナッツと合わせて玄米ご飯に添え、アジアン風なソースをかけて。良質な脂質のナッツ類は、間食に食べることも。

●土曜・夜の献立

メインは塩サバ。サバは脂質が多めなので、玄米はいつもよりやや少なめの100gにして調整。ナスとしらすのあえ物、切り干し大根と納豆昆布のあえ物、みそ汁と一緒に。

●日曜・朝の献立

友人家族を喜ばせたくて、モーニングブッフェパーティ。パンや和洋のおかずを準備してあれこれたくさんいただきました。たまには友人と、自由に食事を楽しんで息抜きを。

●日曜・昼の献立

朝食で満腹になったので、おやつでニンジンバナナケーキを食べました。全粒粉と少量のきび砂糖でつくったヘルシーケーキで、食事代わりにしても罪悪感なし。

●日曜・夜の献立

夕飯は肉だと体が重く感じるので、魚が多いです。鮭の塩焼き、ヒジキと切り干し大根の煮物、ブロッコリーのゴマあえ。豆腐とワカメのみそ汁、納豆と一緒に。

 

牛尾さん、おやつはどうしてる?

ついつい食べてしまう甘いスイーツやおやつ。食べ方のコツを押さえれば上手に楽しめます!

●おやつ=エネルギー補給と考える

間食とは食事でとりきれなかった栄養を補うものと考えて。

「タンパク質不足はあたりめ、エネルギー不足なら糖質のあるバナナ。カルシウム不足には低脂肪牛乳のカフェオレや小魚ナッツなどを」

●甘いものはひとりでは食べない

バターや砂糖たっぷりのスイーツも全部禁止にはせず、だれかと楽しむ時間に食べるものというルールに。

「キリがないので“ご褒美スイーツ”はできるだけ避けて。友人と楽しみましょう」