52歳ひとり暮らしが「常備しているもの」。更年期の肌と体力の衰えをケア
いくつになっても、元気で若々しい人の老けない秘訣をご紹介します。今回は、現在52歳のイラストレーター・柿崎こうこさんに、「体のメンテナンス」について教えてもらいました。さらに、イシハラクリニック副院長の石原新菜先生が老けない暮らしのポイントを解説!
ついで習慣で体のメンテナンスを
更年期に入り感じた、肌と体力の衰え。それを救ったのは、毎日の地道なケアでした。
●リビングとダイニングに「うるおい補給セット」を常備
家事の合間に保湿できるよう、居室にハンドクリームとリップクリーム、目薬のセットをスタンバイ。
「年々、体じゅうの水分が減っている気がして(笑)、こまめに保湿しています」
【ドクターズチェック】乾燥は、美容にも健康にも大敵!
肌の乾燥は小ジワの原因になるので、こまめな保湿は重要。鼻やのどの粘膜が乾燥すると、ウイルスなどの感染リスクが上がります。加湿器やお風呂で蒸気を吸収するのもおすすめ(石原さん)
●隙あらばスクワット&つま先立ち歩き
家の中では、“ながら運動”で筋力をキープ。「部屋の移動はつま先立ちで。床からものを持ち上げるときにはスクワットをしています。下半身の筋肉を積極的に使うのがコツ」
●白髪ケアはシャンプーついでのカラートリートメントで
抜け毛や髪の傷みが気になり、白髪染めをやめたのが昨年のこと。「それ以来、週1回の白髪用カラートリートメントで白髪をケア。パサついていた髪もだいぶ元気になりました」
●“素肌をきれいに”をモットーに肌のメンテナンス
シワやたるみが気になり始めた40代半ばから、保湿重視のケアを実践。「化粧水は手で押し込んで浸透させます。五百円玉くらいの量を5回ほど重ねづけすると、肌がもちもちに」
仕事部屋の窓に面した、顔の右半面のシミが濃いことに気づいてから家の中でも日やけ止めでケア。「スポンジで塗ると、細かい部分にもしっかり密着します。塗りムラ防止にも」
洗顔やスキンケア時、頬から耳の下、首筋、鎖骨の順に指でリンパマッサージを。
「フェイスラインが引き締まります」