リンゴがおいしい季節です。

新刊『別冊天然生活 はなのお菓子』の著者でモデルのはなさんは、お店で紅玉リンゴを見つけると買ってきて、リンゴのお菓子をつくるそう。ここでは、手軽につくれる「アップルクランブル」のレシピを教えてもらいました。

モデル・はなさんのお菓子レシピ。リンゴを丸ごと使った「アップルクランブル」

「通常のアップルクランブルは、リンゴを薄く切ってから上にクランブル(そぼろ状のクッキー生地)をのせますが、今回はリンゴの愛らしい姿を生かし、丸ごと焼きリンゴ風のお菓子を目指しました。オートミールはオーブンの予熱時に軽く焼いてから生地に加えると、香ばしさが増します。仕上げにアイスクリームを添えて、熱々のデザートと一緒にどうぞ」(はな)

●丸ごとリンゴのような見た目にほっこり

【材料(2人分)】

〔クランブル〕

紅玉リンゴ 2個
オートミール 20g
シナモンパウダー 小さじ1/4
薄力粉 20g
三温糖 30g
塩 少々
バター(食塩不使用) 20g

【下準備】

・オーブンは180℃に予熱する。オートミールをクッキングシートにのせ、予熱開始から5分ローストし、冷ます。

・バターは湯せんで溶かし、粗熱をとる。

【つくり方】

(1) 〔クランブルをつくる〕大きめのボウルに薄力粉、塩、シナモンを入れ、泡立て器で混ぜる。

(2) (1)にローストしたオートミールと三温糖を加え、さらに混ぜる。

(3) ゴムべらに持ち替え、(2)にバターを加えて、クランブル(そぼろ状)になるまで切るように混ぜる。

(4) リンゴは上から2.5cmの位置で切り分ける。スプーンで下側のリンゴの芯を取り除き、穴をあける。

(5) リンゴの皮に10か所ほど、ようじで穴をあける。

(6) (3)のクランブル生地を(4)のリンゴの穴に詰め、リンゴの上にもたっぷりのせる。

(7) パイ皿にのせ、リンゴの上の部分と一緒に、180℃に予熱したオーブンで25分焼く。

<はなよりひと言>

リンゴのフタはヘタが上を向くようにして、クッキングシートにのせます。途中、中身が焼けるので全体が持ち上がりますが、そのまま焼きつづけて大丈夫です。

(8) オーブンから取り出し、リンゴの上の部分をのせて完成。お好みで、アイスや生クリーム(分量外)を添えてもおいしい。

 

はなさんの『別冊天然生活 はなのお菓子』(扶桑社刊)が発売中です。「いちごショートケーキ」「タルトタタン」「台湾カステラ」「バスクチーズケーキ」など、はなさんが試作を重ねてできた32のレシピ。はなさんが撮影したつくり方動画のリンクつき。ぜひお家でつくってみてください。お菓子づくりに目覚めたきっかけなどについてのインタビューやエッセイも掲載しています。