50代だってクリスマスは楽しい。子どものためではなく自分のための「気負わない飾りつけ」
来月はクリスマス。おうちの飾りつけを面倒に思う人もいるのでは。現在50代、元祖・節約主婦として知られカウンセラー・エッセイストとして活躍する若松美穂さんは、40代後半で子育てがひと段落してから、手をかけすぎなない「自分のためのクリスマス」を楽しんでいるそう。詳しく教えていただきました。
クリスマスの飾りつけをラクに楽しくするコツ
急に寒くなったと思えば、もうクリスマスの季節ですね。今年も家の中のあちこちに、クリスマスの飾りつけをしました。
忙しさを理由に「今年はいいかな…」とも思ったのですが、ある種の習慣のようなもので、しないと気がかりな自分に気がつきました。
●1:子育て後のクリスマスは面倒…と思っていたのにやっぱり楽しい
気がかりならばやってしまえと飾りつけを始めたら、毎年同じことの繰り返しなので、1時間くらいですべてが終わりました。
あんなに面倒だと感じていたのに、いざ明るい色が増え、光をつけると家の中全体の寒々しさが和らぎ、気持ちまで温かくなるのを感じます。家族も「やっぱり、いいよね」とうれしそう。
以前も書きましたが、子育てがひと段落した今のクリスマスは、自分のため。負担にならない程度に楽しく飾りつけしています。
●2:クリスマスの飾りつけをラクにするために去年やったこと
じつは今年は、いつもより飾りラクつけがで、それには、理由がひとつありました。
昨年、飾りをしまうときに、
・取っておいて使わなかったもの、壊れ気味のものを潔く捨て、数を減らした
・透明の保存袋(写真はIKEAのもの)に入れてすべて見える状態にして収納したのです。
出すときに、なにがあるのかが明白で、あとから「こういうのもあった、ああいうのもあった」とならず、やりやすかったように感じます。
●3:飾る場所はこだわらず、家族に乱されても気にしない
私の場合、飾るときにこだわりはもたず、毎年、置き場所を気分で変えています。昨年は出窓にあったものが、今年は玄関に。昨年玄関にあったものが、今年は階段に。
こちらがきれいに飾ったつもりでも、帰宅した人たちは容赦なく、そこに自転車のカギやら、アクセサリー、時計などをじゃんじゃん置いていく。わが家の暮らし、現実はこんなものです。
すてきさは脇において雰囲気を感じられれば充分。そんな気持ちで楽しんでいます。
●4:来年のために「値下げ品」を仕入れておく
ちなみにわたしが毎年することは、クリスマス終わりに価格が落ちたクリスマスグッズを、翌年用にひとつかふたつ買いたすこと(探すのがけっこう楽しい)。そして、しまうときに同量捨て、キープしておく分を増やさないように気つけています。