白と青とナチュラルカラーを基調とした北欧スタイルの家に暮らす、刺しゅうデザイナーの青木和子さんは70歳。家具や小物をはじめ、食器も白と青にこだわり、すっきりした部屋をキープしています。洋服にもその考え方を当てはめ、色を絞って買うようにしたら、服を捨てることが大幅に減ったそう。ここでは、色を絞った服やアクセサリーの選び方を教えてもらいました。

白と青に決めて増やしすぎない

10〜15年ほど前、持っていた服が突然似合わなくなって、色を絞ることになったという青木さん。

「子育てと仕事で多忙だった40代は黒もよく着ていたのですが、年齢を重ねたら肌がくすんで見えるように感じて。50代になって、黒い服を着るのをやめました」

●着心地も重視して選んだ、現在の白&青の一軍服

それから服の定番カラーは、白と青(紺も含む)に絞り、それ以外の色を手放すことに。また、アクセサリーは清涼感のあるシルバーかパールに統一しました。なお必ず試着して体型がきれいに見えるものを選びます。

「靴やバッグはときどき黒も選びますが、基本は白か青。それだけで服選びがぐんとラクになり、すっきり見えるものです」

着心地も重視して選んだ、白&青の現在の一軍服を見せてもらいました。

●着心地で選んだら、この3ブランドが定番に

(a) 「セントジェームス」のボーダーは、紺より明るいブルーがお気に入り。

(b) 下半身がすっきり見える「マーガレットハウエル」のパンツ。

(c) 「オニール」のチェックスカート。流行の長め丈を昨年購入。

●アクセサリーはシルバーかパールに統一

(d) バングルのようにも見える「ジョージ ジェンセン」の腕時計。

(e) 「ジョージ ジェンセン」のブレスレットは、仕事が終わったごほうびに購入。

(f) 大サイズのパールを外出用、中サイズを普段使いに。

●靴は白か青のローファーが今のお気に入り

(g) 軽くて歩きやすい「トッズ」のドライビングシューズは、白と紺を色違いで。

(h) 白と紺のコンビで抜け感のある「ヒロフ」のシューズ。

(i) 足元にアクセントが欲しいときには、ファーつきローファーを。