『アベンジャーズ』初期メンバー
 - Walt Disney Studios Motion Pictures / Photofest / ゲッティ イメージズ

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 マーベル・スタジオが『アベンジャーズ』オリジナルメンバーの復帰を検討しているというVarietyの報道について、同スタジオ社長のケヴィン・ファイギが「話し合っていない」と Entertainment Tonight のインタビューでコメントした。

 Varietyは先日、マーベル・スタジオが直面している問題をまとめた特集記事「Crisis at Marvel(マーベルの危機)」を掲載。『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降のマーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)が低調気味であることから、マーベル・スタジオが巻き返しのために、ロバート・ダウニー・Jr(アイアンマン役)、スカーレット・ヨハンソン(ブラック・ウィドウ役)らオリジナルメンバーを『アベンジャーズ』次回作で復帰させようと計画していると報じられた。

 現地時間6日に米・ラスベガスで行われたMCU最新作『マーベルズ』(11月10日日米同時公開)のワールドプレミアに出席したファイギ社長は、オリジナルメンバー復帰に関して「話し合っていない。これが真実です」とコメント。「スカーレットとは一緒にプロジェクトを進めています。ロバートも大好きですし、今も家族の一員です。ですが、復帰に関しては慎重にならないといけません」と続けている。

 ファイギ社長が言及したスカーレットとのプロジェクトとは、2021年に報じられた『ブラック・ウィドウ』とは関係ない極秘企画とみられる。スカーレットがプロデューサーとして名を連ねることが判明しているのみで、内容や公開時期などは明かされていない。(編集部・倉本拓弥)